バッテリー電圧低下検出回路

1.概要
リポ1セル専用の電圧低下検出回路です。
ESCには、バッテリーの電圧低下検出機能が無いものがあります。
ブラシ付きモーターならAC10のようにハードウェアを追加することも出来ますが、ブラシレスモータだとそうもいきません。
バッテリー電圧が低下しすぎるとノーコンになる危険がありますので、タイマ等を使って時間管理している人も多いかと思います。
しかし、バッテリーの劣化度合やその日の気温、モーター出力加減などで飛行(走行)可能時間は一定ではありません。
本回路は、ESCと組み合わせて使うことで、バッテリーの電圧低下を検出すると、動力用モータを停止させます。
動力用モータの停止は1秒間で、その後自動復帰します。
実際には、電圧低下を検出すると1秒間モータ停止とモータ再起動するという動作を繰り返します。
2.機能
●電圧低下検出
3.仕様
●電源電圧 3.0〜4.2V(リポ1セル専用)
●検出電圧 3.2V
●消費電流 5mA(@3.7V)
●外形 19*10*3(縦*横*高さ)
●重量 0.5g
4.回路図

5.部品表
| 部品番号 | 品番 | メーカー | 備考 |
| IC1 | ATtiny13A | Microchip Technology | |
| Q1_Q2 | RN1102 | 東芝 | |
| R1 | 10kΩ | ||
| R2 | 3.3kΩ | ||
| R3 | 2.2kΩ | ||
| C1_C2 | セラミック・コンデンサ 0.1uF 16V |
6.マイコン プログラムのダウンロード
自作する方は、マイコンにプログラムを書き込む必要があります。
圧縮形式ですので、下記ファイルをダウンロードした後、解凍してHEXファイルにしてからマイコンへの書き込みを行って下さい。
AC200.zip
設定
・FUSE high byte (0xF5)
・FUSE low byte (0x6A)
・LOCK bit (0xFF)
7.配線図

8.使い方の注意
本回路は、電源電圧が正常の場合は、受信機の信号と同じパルスをESCに対して出力しますが、電源電圧の低下を検出すると1msecのパルスを出力します。
フタバ製のプロポを使用する場合は、エンコンチャンネルを必ずリバースに設定してください。(この設定をしないと、電圧低下を検出するとモーターがフルパワーになってしまいます)
バッテリーの電圧低下を検出すると1秒間だけモーターを停止させ、その後自動復帰します。
実際の動作は、動力用モーターがON/OFFを繰り返す動作をしますので、飛行機の場合、エンコンを少し絞り速やかに着陸させることを推奨します。
リポ1セル専用なので、2セル以上では使用できません。