RPW10

マグネットアクチュエータ制御回路                                                    2026/06/13







1.概要
 超小型RC機の舵駆動には、軽量化のためサーボではなくマグネット・アクチュエータが使われることがあります。
通常の受信機の信号出力はサーボ用なので、そのままではマグネット・アクチュエータを駆動できませんので、
サーボ信号をマグネット・アクチュエータ駆動出力に変換する回路を作ってみました。
2モーター差動システムにも対応できるESC(ブラシ付きモーター・ドライバ)も内蔵しています。



2.機能
 ●マグネット・アクチュエータ出力 2ch
 ●ESC出力 2ch



3.仕様(受信機含む)
 ●基板外形 : 28*13*3(縦*横*高さ)
 ●電源電圧 : 3.7V(LiPo 1cell専用) 
 ●重量    : 0.7g
 ●消費電流 : 5mA(@3.7V )
 ●ESC電流 : 2Amax*2
 ●マグネット・アクチュエータ電流 : 400mAmax



4.回路図




5.部品表
部品番号  部品名  仕様  メーカー  備考 
 IC2  マイコン  ATmega88A  MicroChip Technorogy INC.  
 IC3  フルブリッジ・ドライバ  A3901  Allegro  
 Q1,Q4,Q5  抵抗内臓トランジスタ  RN1102  東芝  
 Q2~Q3  Nch MOSFET  IRLML2502  International Rectifier  
 D1~D2  ショットキー・バリア・ダイオード  BAT60  Infineon Technologies  
 C1,C4  セラミック・コンデンサ  22uF/10V    
 C5~C10  セラミック・コンデンサ  0.1uF/16V    
 R1  抵抗  22kohm    
 R2  抵抗  10kohm    
 R4~R5  抵抗  10kohm    



6.マイコンプログラム
自作する場合は、マイコンにプログラムを書き込む必要があります。
下記ファイルをダウンロードしてマイコンへの書き込みを行って下さい。
(右クリックで ”対象をファイルに保存” を選択)

RPW114.hex

書き込み時の設定
・FUSE  0xF9(Extended_byte)、0x9E(High_byte)、 0x62(Low_byte)
・LOCK 0xFF



7.説明
JP1をショートすると、2モーター差動制御になります。
2モーター差動制御では、受信機信号出力の3chと1chがミキシングされます。
JP1がオープンの場合は、受信機信号出力の3chがESCに割り当てられます。モーター出力はright,leftの2個所ありますが、どちらか片方を使ってください。(どちらでも同じ動作をします)
 ESCには、低電圧検出機能があり、電源電圧が3.2V以下になると、モーターを停止させますが、電圧が回復するとモーターは自動復帰します。



8.接続
接続は下記を参照してください。






9.注意
 電源電圧の低下を検出した場合、模型を速やかに回収するようにしてください。