AR52

電圧低下検出付き機体発見ブザー

  


1.機能



2.仕様



3.回路図



4.部品表
部品番号 品名 品番(仕様) メーカー 備考
IC1 マイコン ATtiny15L−1SC ATMEL .
Q1 トランジスタ RN1105 東芝 .
Q2 トランジスタ RN1102 東芝 .
D1 ダイオード 1SS352 東芝 .
D2 ダイオード 1SS352 東芝 .
C1 セラミックコンデンサ 0.47μF  . .
C2 セラミックコンデンサ 0.1μF . .
R1 抵抗 3.9KΩ . .
R2 抵抗 7.5KΩ . .
VR1 半固定抵抗 5KΩ . .
BZ1 マグネチック サラウンダ QMX-05 スター精密 .


5.接続図



6.マイコンプログラム
自作する方は、マイコンにプログラムを書き込む必要があります。
下記ファイルをダウンロードして、解凍後にできるar521.hexというファイルをマイコンに書き込んで下さい。
書き込みを行う際に、プログラムメモリの最終番地(0x1FF)のローバイトにOSCキャリブレーションデータを書き込んで下さい。

ar521.zip

設定
・FUSE bit (10001100B)
BODEN:0
BODLEVEL:1
CKSEL0:0
CKSEL1:0
RSTDISBL:0
SPEN:0

・LOCK bit (11111111B)
LB1:1
LB2:1


7.説明
機能的には、AR50と同じで、機体発見ブザーにバッテリーの電圧低下検出機能を追加したものです。
今回使用したマイコンには、内部に基準電圧を持っているので、基準電圧源を外付けしなくてすみます。
VR1を回すことで、検出電圧を調節出来ますが、検出電圧をあまり低く設定すると電圧低下検出が働かなくなるので、3.8V以下にはしないようにしてください。
通常の機体発見ブザーの機能は、信号パルス幅が約1.25msec以下になるとブザーが鳴るようにプログラムされています。また、信号パルスが無くなってもブザーが鳴ります。
ブザー音は、ピロピロ音です。


8.使い方
受信機から出ている電源と信号線を接続するだけで、電圧検出付き機体発見ブザーとして機能します。
送信機のスティック又はスイッチ操作で、ブザーが鳴ります。電源電圧が設定電圧以下になってもブザーが鳴ります。また、低下信号が途切れた時にもブザーが鳴ります。
電源電圧低下検出によってブザーが鳴った場合は、電源電圧が回復すると鳴り止みます。実際には、バッテリー電圧が低下してくるとサーボ動作による一時的な電圧低下を検出して時折ブザーが鳴るようになってきます。
製品では検出電圧は4.2Vにセットしてありますが、必要に応じてVR1を回して、検出電圧の調節を調整できます。VR1は右に回すと検出電圧が高くなり、左に回すと低くなります。